専門部会について
がん登録専門部会活動方針・目的
がん登録専門部会は愛媛県のがん登録の現状や未来を検討する部会です。
がん登録専門部会のVision
『質の高いがん登録を継続して行える体制を作り(1)、
住民・医療関係者の期待に応え、信頼できるがん情報を提供する(2)。』
(1)質の高いがん登録は
■『データの信頼性が高い』がん登録である。
そのためには、腫瘍登録上の知識が正確で深いこと、腫瘍登録士の人数が十分いること、
各がん登録室が必要な機材・システム・規則を有することが必要である。
■『精度が安定しているがん登録』である
そのためには、各施設単位では経年的に安定した精度であること、
施設間では登録ルール解釈の均一性があることが必要である。
がん登録専門部会は日本で最も高いレベルの『質の高いがん登録』を出来る体制のサポート
を行う。
(2)がん情報を提供する
■患者、住民、医療者それぞれの必要とするがん情報は異なる。
がん登録専門部会は、必要とされるがん情報とはなにかと言うことに気を配し、
それを提供の場を準備することに務める。
がん登録専門部会とは
がん登録専門部会は、都道府県がん診療連携拠点病院・地域がん診療連携拠点病院・がん診療連携推進病院の院内がん登録の担当者、愛媛県全国がん登録室の担当者と県庁の代表によって構成されています。互いの情報交換を行い、協力体制を調整します。愛媛県においては、適切に行えば拠点病院・推進病院の院内がん登録で県内のがん罹患の85-90%を把握できると予想されています。愛媛県のがん登録の現状は、『愛媛県のがん登録』の項を参照してください。
がん登録専門部会の目的は、院内がん登録の精度向上・維持、全国がん登録のサポートを行い、精度の高いがん登録を利用するための場を提供することです。
1)専門部会の開催、2)院内がん登録実務者研修会の開催、3)院内がん登録情報・解析研修会の開催、4)院内がん登録施設の訪問調査、5)愛媛県がん情報利用プロジェクトの開催の5つを事業の柱としています。個々の活動内容は関連の項目(主に『活動実績』)をご参照ください。