がん登録専門部会の主催する『院内がん登録情報・解析研修会（解析研修会）』  は、院内がん登録の利用促進を目的とし、実務者自身が自施設などのデータを分析し評価を行うための研修会です。成果物として『がん登録でみる愛媛県のがん診療　院内がん登録より』を2013年以来毎年公開しています。
院内がん登録は、各病院が自施設のがん情報をがん登録推進法に基づき標準登録様式に従って登録するデータベースで、各病院にとっては行政区域内の医療資源を把握する重要な資料になります。なにより住民・患者にとっては、近所の病院がどんながん診療を行っているかを知るための最も身近ながん情報です。
拠点病院のがん診療占有率が高い愛媛県では、この資料で県内のがん診療の概要を把握することができます。各拠点病院の詳しい解析に関しては各々のHPをご参照ください。解釈が難しい点は各施設の腫瘍登録士あるいはがん登録専門部会までお問い合わせください。
最後に、本研修会および本資料作成にご協力ご指導いただきました皆様に御礼申し上げます。

令和6年4月
愛媛県がん診療連携協議会
がん登録専門部会長　寺本典弘

（中央）がん登録でみる愛媛県のがん診療2024施設別集計版（院内がん登録2022年症例より）

（右）これまでに刊行した『がん登録でみる愛媛県のがん診療』 2011年～2021年診断

＜更新履歴＞

2024年4月24日　がん登録でみる愛媛県のがん診療 2024（2022年診断症例より）
　　　　　　　   施設別集計版データ、全県集計版データを公開しました。
2023年4月26日　がん登録でみる愛媛県のがん診療 2023（2021年診断症例より）の
　　　　　　　   施設別集計版データを公開しました。
2023年4月20日　がん登録でみる愛媛県のがん診療 2023（2021年診断症例より）の
　　　　　　　   全県集計版データを公開しました。

2022年5月10日　がん登録でみる愛媛県のがん診療 2021（2019年診断症例より）の
　　　　　　　　生存率（大腸0期予後）を修正しました。

『がん登録でみる愛媛県のがん診療 (院内がん登録2022年診断症例より)』を公開します。今回の公開で12年目になります。
今回集計された愛媛県 2022年診断の院内がん登録件数（症例区分80を除く）は 14,189件で、前年より502件増加しました。2021年の集計では、愛媛県のがんの総診断数 総治療数・検診発見数などは概ね回復したにもかかわらず、施設別の件数や患者移動などにまだ影響が残っていましたが、2022年の集計には完全ではないもののコロナ禍の影響から愛媛県の各施設が脱却していく姿が顕れています。施設別集計版には、解析結果に対して参加施設の代表者のコメントと各施設の実務者による短い解説を記載しております。ご参考にしてください。
今年度も『施設別版』のみを冊子として刊行することとし、『県全体版』はタイムリーな更新や利用者の利便性の向上のために、愛媛県がん診療連携協議会のHPにおいて、web版のみで公開します。全県版は愛媛県における各施設の役割がみえる情報を掲載しています。

令和6年4月
愛媛県がん診療連携協議会
がん登録専門部会長　寺本典弘

『がん登録でみる愛媛県のがん診療 (院内がん登録2021年診断症例より)』を公開します。
今回の公開で11年目になります。解析結果に対して、参加施設の代表者のコメントと各施設の実務者による短い解説を記載していますので、ご参考にしてください。今回集計された愛媛県 2021年診断の院内がん登録件数（症例区分80を除く）は 13,687件で、前年より383件増加しました。2021年は愛媛県全体でみると、コロナ禍の影響を受けたがん診療の回復がみられた年でした。発見経緯ががん検診等であるがんの数なども2019年以前のレベルにもどりました。一方、各々の病院への影響や、詳しいがん情報を見るとコロナ禍の影響がまだ強く残っていることを伺わせます。
今年度も『施設別版』のみを冊子として刊行することとし、『県全体版』はタイムリーな更新や利用者の利便性の向上のために、愛媛県がん診療連携協議会のHPにおいて、web版のみで公開します。全県版は愛媛県における各施設の役割が見える情報や生存率を掲載しています。

令和5年4月
愛媛県がん診療連携協議会
がん登録専門部会長　寺本典弘

『がん登録でみる愛媛県のがん診療 (院内がん登録2020年診断症例より)』を公開します。
今回の公開で10年目になります。解析結果に対して、参加施設の代表者のコメントと各施設の実務者による短い解説を記載していますので、ご参考にしてください。今回集計された愛媛県 2020年診断の院内がん登録件数は 13,262件で、前年より494件減少しました。2020年はコロナ禍によりがん診療にとっても特別な年になりました。院内がん登録の集計から全県的にはがん診療の制限、検診や受診の自粛などによる影響があったことが分かっています。コロナ禍のがん診療への影響や今後の課題に関しては下段の『コロナ速報版』よりご確認ください。
今年度も『施設別版』のみを冊子として刊行することとし、『県全体版』はタイムリーな更新や利用者の利便性の向上のために、愛媛県がん診療連携協議会のHPにおいて、web版のみで公開します。全県版は愛媛県における各施設の役割が見える情報や生存率を掲載しています。

令和4年4月
愛媛県がん診療連携協議会
がん登録専門部会長　寺本典弘

愛媛県がん診療連携協議会がん登録専門部会では、毎年愛媛県の院内がん登録を集計し、公表してきました。
コロナ禍のがん診療への影響を明らかにし、がん診療の現状や今後への課題を知るめには、早期の集計・公表が望まれます。また、県を超えるがん患者の移動が少ない愛媛県の特性は日本のがん診療の縮図としても役に立つものと思われます。
院内がん登録を集計し、地域のがん診療のあり方を見る仕組みがあり、早期に集計公表できる県は少ないので貴重なデータとなると思います。

令和3年10月
愛媛県がん診療連携協議会
がん登録専門部会長　寺本典弘

↑画像をクリックするとPDFが開きます。

コロナ速報版『がん登録で見る愛媛県のがん診療 2020年診断』報告会（PDF:3.5MB）

今回の速報版を用いて報告書作成や学会発表等をされる場合、こちらの報告書にて　がん登録専門部会事務局＜519-ml-cr★mail.hosp.go.jp　※★を＠に変えてください。＞までご一報いただけますでしょうか。作成データがどのように利用されているのかを知ることで、今後の当県での集計・解析作業の参考とさせていただきますのでご協力のほどよろしくお願いいたします。

『がん登録でみる愛媛県のがん診療 (院内がん登録2019年診断症例より)』を公開します。
今回の公開で9年目になります。今回集計された愛媛県2019年診断の院内がん登録件数は 13,714件 に及びます。愛媛県内の悪性腫瘍の8割以上が院内がん登録に登録されています。解析結果に対して、参加施設の代表者のコメントと各施設の実務者による短い解説を記載していますので、ご参考にしてください。
今年度も『施設別版』のみを冊子として刊行することとし、『県全体版』はタイムリーな更新や利用者の利便性の向上のために、愛媛県がん診療連携協議会のHPにおいて、web版のみで公開します。全県版は罹患の比較的多いがん腫についての臓器別の情報や、愛媛県における各施設の役割が見える情報を記載しています。

令和3年7月
愛媛県がん診療連携協議会
がん登録専門部会長　寺本典弘

『がん登録でみる愛媛県のがん診療 (院内がん登録2018年診断症例より)』を公開します。
今回の公開で8年目になります。今回集計された愛媛県2018年診断の院内がん登録件数は 12,026 件に及びます。愛媛県内の悪性腫瘍の8割以上が院内がん登録に登録されています。解析結果に対して、参加施設の代表者のコメントと各施設の実務者による短い解説を記載していますので、ご参考にしてください。
今年度も『施設別版』のみを冊子として刊行することとし、『県全体版』はタイムリーな更新や利用者の利便性の向上のために、愛媛県がん診療連携協議会のHPにおいて、web版のみで公開します。全県版は罹患の比較的多いがん腫についての臓器別の情報や、愛媛県における各施設の役割が見える情報を記載しています。

令和2年8月
愛媛県がん診療連携協議会
がん登録専門部会長　寺本典弘

『がん登録でみる愛媛県のがん診療 (院内がん登録2017年診断症例より)』を公開します。
今回の公開で7年目になります。今回集計された愛媛県2017年診断の院内がん登録件数は14,080件に及びます。今年度からは推進病院についても、拠点病院と同様に詳しい情報を収載することになりました。
前年度は県全体のがん情報と施設別の集計結果を2冊に分け、実本で同時に刊行しましたが、今年度から『施設別版』のみを冊子として刊行することとし、県全体版はタイムリーな更新や利用者の利便性の向上のために、愛媛県がん診療連携協議会のHPにおいて、web版のみで公開することになりました。全県版は罹患の比較的多いがん腫についての臓器別の情報や、愛媛県における各施設の役割が見える情報を記載しています。

令和元年5月
愛媛県がん診療連携協議会
がん登録専門部会長　寺本典弘

がん登録でみる愛媛県のがん診療　2013年診断　愛媛県共通部分（PDF:2.5MB）