専門部会について

PDCA部会活動方針・目的

目的

愛媛県内のがん診療体制を改善していく環境を整えることは、愛媛県がん診療連携協議会の義務である。PDCA(Plan→Do→Check→Act)部門を設立することにより、愛媛県全体でのPDCA サイクルを確保して診療体制の充実を図り、医療提供体制をレベルアップさせ、県内がん患者の予後・療養の質改善に資することを目指す。

PDCA 部会の構成

愛媛県がん診療連携協議会の幹事会直属の下部組織としてPDCA 部会を平成30 年7 月に設立した。本部会は、四国がんセンター副院長を部会長とし、協議会加盟各施設から院長、副院長クラスの幹部職員1 名および医療情報担当職員1名の2名以上と、各専門部会の部会長をメンバーとする。

活動方針

1)具体的な臨床指標を共有し、各施設における診療体制の充実を目指す。臨床指標としては、東京大学水流研究室のがん診療体制における質評価指標、国立がんセンター東病院東研究室によるDPC データとがん登録を併せて用いる質評価指標等を用いる以外にも、施設独自もしくは県独自の臨床指標の設定解析も行うこととする。
2)定期的な連携病院間での診療体制相互訪問調査を計画実施する。
3)国内PDCA 活動、「がん診療体制の質評価調査を活用したPDCA 報告会」等について情報を共有する。
この目的のため、1 年で2 回以上、会合を持ち情報交換する。各施設ではPDCA 委員会を作り、PDCA 活動の拠点とする。